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革付属ナイロンバッグのメンテナンス♪

女性に人気のARIAシリーズのリュックサック。
伊リモンタ社の高密度ナイロンにヌメ革を組み合わせたとても軽量&使い勝手の良いリュックサックです。

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昨年の今ごろ、スペイン旅行のお供をしてからヘビーローテーションで使用していた赤いリュックサック。
使いやすいとついつい同じバッグばかり使ってしまいますよね。
さすがに1年間もメンテナンスせずに使い続けるとユーズド感が良い味というより、古びた感じになってきてしまったのでメンテナンスを決行しました!

まずは革部分の色メンテナンス。
よく擦れる箇所の革の表面が削れて白っぽくなってしまっていました。

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市販の染料『ローパスバチック』(Tハンズさんやネットでも購入できます)のチョコレート色を布につけて、削れている部分には特に多めに、そして全体的に塗ります。(この時、ナイロン部分に染料がつかないように注意してください。)そして、染料が乾いた後、保革油をまんべんなく塗って終了です♪
写真ではわかりにくいかと思いますが、色もコックリとしてかなりいい感じになりました(^◇^)

革についての色メンテナンスの仕方について、以前のブログで詳しく説明しておりますのでそちらをご覧ください。
http://www.yes-indeed.com/blog/category/maintenance/

 

汚れcropナイロン部分は気になるほどは汚れていませんでしたが、こちらは、薄めた中性洗剤(今回は食器洗い用洗剤)を浸み込ませた布で叩くように拭き、その後、洗剤のヌルヌル感なくなるまできれいな水ですすいだ布で何度か拭き、陰干し状態で乾燥させました。
写真の白い汚れなども無くなりキレイになりましたが、何よりさっぱり感が違います(^-^)/
(淡い色のナイロンは、洗剤が残留することで”黄ばみ”の原因となりますので、しっかりと洗剤を落としてください。)

 

 

メンテナンス商品そして最後には防水スプレーをひとかけ。
リモンタ高密度ナイロンは、弱撥水加工が施されていますが、やはり1年も使用していると水の弾きが悪くなります。
また、大雨の際などにはステッチの針孔から水が浸み込んでしまいます。防水スプレーをかけていてもそれは避けられませんが、梅雨の季節やゲリラ豪雨が増える夏場にはナイロンバッグも防水スプレーの使用をお勧めします。

INDEEDでは、色メンテナンスの修理も承っております。まずは、写真を添付してメールにてお問い合わせいただきますと時間が短縮できます。ただし、革の劣化が激しい場合はお断りする場合があります。

■修理のお問い合わせ窓口

Tel: 03-5465-6538
E-mail: inf@yes-indeed.com

 

【修理について】

http://yes-indeed.com/repair.html

【スペイン旅行記】
http://www.yes-indeed.com/blog/category/%E3%83%88%E3%83%A9%E3%83%99%E3%83%AB/

【楽天ショッピングサイト】ARIAリュックサック
http://item.rakuten.co.jp/rustica/10000542/

カスタムメイドのトートバッグ  組み合わせ72パターン♪

INDEED『2015 Spring & Summer カスタムオーダーイベント』のご紹介です。
今年3月の博多阪急INDEEDショップを皮切りにスタートし、ご好評を得ているイベントです。

素材&カラーをセレクトして、自分だけのオリジナルトートバッグを作っていただけます。

アイテムは、これからのさわやかな季節に一つは欲しいトートバッグ2型♪
オンオフどちらでも出番が多いと思われるやや大きめなトートバッグと、
小ぶりながらA4サイズの書類も収納できるトートバッグをご用意しました。

レザーハンドルは4段階長さを調節できるので、ロングのまま肩にかけるも良し、短かめにしてハンドで持つなど気分やスタイリングに合わせて自在に変更してお使いください。また、家族やカップルで兼用することも可能ですので一つあると重宝するトートバッグです!

POPoutline

≪本体素材は3素材からセレクト≫
・麻混のシャリ感が良い味となっているオフ白キャンバス生地。
・INDEED定番のネイビーのバイオウォッシュ加工を施した綿キャンバス素材。
・人気の迷彩柄をプリントしたボリューム感のある合皮。

≪レザーハンドル6色からセレクト≫
栃木レザー(株)の本ヌメ革一枚使いです。色はキレイなオレンジやブルーが人気です。
(一部写真と実物の色が異なっていますのでご了承ください。)

≪バックルは2色からセレクト≫
シルバー色とゴールド系(真鍮色)の2色からお選びいただけます。

素材やカラーは組み合わせ次第でイメージがガラリと変わります♪
お気に入りの洋服やシューズに合わせて自分だけのトートバッグを作ってみませんか?

小サイズ 300×260×140 ¥13,000~¥15,000
大サイズ 320×350×160 ¥15,000~¥17,000

 

【 展開店舗&時期一覧 】

4/23-26   博多大丸 本館4F エレベーター前
4/29-5/12  JR名古屋髙島屋 7階 紳士雑貨かばん
4/29-5/10  コレット井筒屋 5F 紳士バッグ売場
4/29-6/21  下関大丸 4F 紳士バッグ売場
5/19-26   山形屋 1号館2F メンズバッグ売場
5/20-6/2   髙島屋横浜 6F 紳士カバン売場
6/3-6/9   髙島屋大阪 2階 紳士雑貨 かばん
5/27-6/16  伊勢丹本店 B1階 バッグ&ラゲッジ
6/3-6/21   銀座三越 7階 紳士雑貨かばん
6/3-6/21   佐賀玉屋 本館5F 紳士鞄売場
6/10-14    東武 池袋店 5F 4番地 紳士カバン売場
6/10-14     広島三越 5F メンズバッグ売場

日本初の高機能素材を使用した『アンフィス』シリーズ

2015年春、INDEEDに新しくラインナップされた『アンフィス』シリーズ。
実は、日本の皮革業界において画期的な素材を使用しています。

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この素材は、革の裏側にポリウレタンシートを熱で圧着し内装地が不要となるため、ノンライナーレザーと呼ばれていますが、このシートは、他のものより防水性透湿性に優れ、伸縮性に優れているため剥離しにくく、まさに高機能素材といえます。

_MG_5804crop2この優れたシートは、世界に顧客を持つ先駆者的存在の小松精練(株)が開発したもので、日本を代表する姫路市のタンナー(株)山陽で革に張り合わせていただいています。

このシートを貼った素材は、もともとは海外の有名なアウトドアブランドのシューズなど用に開発され、高機能素材として評価も高く、海外での生産現場では、このシートを貼る大型の機械を導入し、大々的に生産されているようです。それを日本国内では初めて(株)山陽が挑戦し、工場にある機材を用い試行錯誤を繰り返し、完成させていただきました♪

 

今まで国内で生産されていた似たような素材で、床革(革を二層に分割した時に出てくる下層の革。牛革の銀面(表皮)がない残り物の革)にポリウレタンシートを貼って表使いしているスプリットレザーというものはありましたが、こちらは貼れる幅が狭く、ステア革などの大きめな革全体に貼ることは不可能でした。しかし、このシートは革裏すべてに貼ることが可能な上、高機能!その上燃焼してもほとんど毒性を発生することがない環境に優しい素材ということです。
物づくり日本ここにあり!といった素材ですね。

 

革はもちろん!シュリンクの型押しを施した(株)山陽製の銀付きの牛革を用いています。今年の流行色であるイエローやアイスグレーの色をクリアに表現するため、カバーリング力の強い仕上げをしていますので、汚れやキズもつきにくくなっています。

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この『アンフィス』シリーズのトートバッグ2型の最大の特徴は、中仕切りが取り外し可能なことです。
トートバッグは何でも放り込む感覚で使える気軽さが特徴ですが、書類などを入れると中で倒れてしまい、イラっとしたことがありませんか?そんな時に中仕切りがあると大きく倒れたり、物が底の方に溜まってしまうことも避けられるのでストレスが少ないといえます。また、この中仕切りには、片面にはオープンポケット、片面にはファスナーポケットがついていますので、こちらに細々したものを仕分けて収納いていただければ、整理整頓がしやすく快適です。

中仕切りを取り外していただけばシンプルなフォルムのトートバッグとしてお使いいただけます♪
オールレザーなので、カジュアルな装いに合せてもどこかキチッと感がでますし、年齢や性別関係なくお使いいただけますので、一つあるととても便利なトートバッグといえます。

 

【 展開店舗&時期一覧 】

4/15~   伊勢丹新宿店メンズ館B1F
4/23~   大丸福岡天神店 本館4F 紳士鞄売場
4/25~   佐賀玉屋 本館5F 紳士鞄売場
4/25~   広島三越 5F メンズバッグ売場
4/25~   久留米岩田屋 新館2F 紳士バッグ売場
4/25~   TECRA (なんばシティ本館B1)
4/29~   髙島屋横浜店
4/29-5/12 JR名古屋タカシマヤ 7階紳士雑貨かばん
5/1~   大丸東京店
5/19-26  山形屋 1号館2F メンズバッグ売場

年の瀬に

今年もあっという間に年の瀬を迎えてしまいました。

今年一年、INDEED製品をご愛顧いただいた皆さん、
そして販売していただいている得意先の皆さん、ご協力いただいた仕入先の皆さん、大変お世話になりました。
この場をかりて、御礼申し上げます。
また、思いつくまま書き連ねているようなブログに訪れていただた皆様にも感謝申し上げます。

 

INDEEDにとっての今年一番の出来事といえは、BagYard立ち上げに参画したことだと思います。

平成26年4月、BagYardは、皮革産業界の活性化を図り、同業、異業種、『革好き』の方々が垣根を越えて交流することを目的とし、発足した団体です。革についての勉強会や、小物を作るワークショップ、栃木レザーさんへの工場見学など、月に2回ほどのペースで勉強会を開催しています。

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多方面の方々に参加していただき、ありがとうございまいた。

 

またBagYardの目的の一つは、勉強会を通して知識を深め、スキルを高めていただくことで、
次の世代へメイドインジャパンの技術と誇りを伝承していくことです。

こちらの方も微々たるものですが前進しております♪
実は、約8ヶ月経過してやっと気づいたのが、技術を継承していくには「教える人がいて、教えてもらいたいと思っている人がいなければ成り立たたない!」ということでした。
そこで、12月上旬に数人の職人さんが集まって『Craftman’s Bench』というグループを結成しました(^。^)/

ちょっとした技やコツでも、教えてもらえることで時間的に短縮でき、出来栄えも数段の差がつくものです。

職人・クリエーター・作家さんなどの参加者を募集しています。
興味のある方は、とりあえずメールかFAXでお問い合わせください。
【 問い合わせ先 】Mail:info@bagyard.jp/Fax:050-3730-6771

【facebook】  https://www.facebook.com/pages/Bagyard-Craftmans-Bench-/598938406919043

 

DM1のコピー職人さんは日夜物作りに励んでいますので、意外と横のつながりが少なく、情報不足ということですので、
仕事の合間にちょっとベンチに集まってこんな時どうしてる?良い道具を見つけたよ、などと情報交換や交流が出来る場になってほしいということで『Craftman’s Bench』と命名されました。

 

 

 

DM2

グループで以下のような活動をしていきたいと考えています。

1, SNSを活用した情報交換&広報活動
2, 定期的な意見交換会の開催
3, 名工の技術を受け継ぐ勉強会の開催
4, 合同展示会・合同出展、販路の開拓など

ゆるーいグループですので是非ご参加ください(^_^)/~

 

 

 

バッグヤード主催の勉強会には、皮革産業に携わる方ならどなたでも参加していただけます。今後の勉強会の内容や過去の勉強会の模様は、バックヤードwebsiteの” 勉強会 ”” ブログ”をご覧ください。

www.bagyard.jp

 

来年もワクワクすることが盛りだくさんになりそうです♪
ブログの方も、もっと深堀したINDEEDネタも掲載してまいりますので、
来年もよろしくお願いいたします。

デザイナーFoo

トスカーナ産植物タンニンなめし革協会イベントに出席してきました♪

白ヌメ
毎年行われているトスカーナ産植物タンニンなめし革協会のイベント。今年は12月11日、九段下にあるイタリア文化会館で行われました。

1Fエキジビションホールに入った途端、タンニン鞣し革の麗しい香りに包まれました。

写真のように無造作に重ねられた染色前のクラスト生地(白ヌメ)触ってみると微妙に色や風合いが違っていましたが、みなナチュラルな表情の革好きにはたまらない革ばかり。内緒で1枚ぐらい分けてもらいたかった~

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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1Fエキジビションホールには

”Claft The LeatherーBispoke Edition”という新教育プログラムに参加した学生のベジタブルタンニン鞣しレザーを用いた作品の展示&職人によるデモンストレーションも行われました。

作品のハンバーガーはまるで本物のバンズのようですよね~
ヌメ革には可塑性という特徴があり、たとえば水に濡らして型にはめ込み乾かすとその型に沿って変形し、元に戻らなくなります。
その特性を利用したオプジェのような芸術品もあります。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

レミ会長

16:00から開催されたセミナーでのシモーレ・レミ会長のお話では、イタリアの小さいタンナーは、日本と同様に厳しい状況のようです。

生産地がアジアに移動してしまった以上、いくら革のトップランナーであるイタリアといえ、大資本にはかなわないということなのでしょうか?

言葉は聞き取れなかったとしても、シモーレ・レミ会長のベジタブルタンニン鞣しレザーへの情熱や切なさ、守らなくてはならないという思いが伝わってきて胸が熱くなりました。

 

しかし時代には逆らえないようで『モノよりコト』にシフトするような気配。。。
協会所属のタンナーやメーカーの工場見学+トスカーナの大自然、食を堪能できるツアーを募集するとのこと。
職人が観光大使になるということですね(^。^)/
この頭の柔軟さは日本も見習いたいものですね~。

お土産
出席者がもれなくいただいたパンフレットやお土産は、さすが!イタリア!といった質も品もナイスな品々でした。
パンフレットは紙の素材から、イラスト、印刷まで凝った作りで、さすがレオナルドダビンチ巨匠系譜の国民性だと感心するばかり。
そしてダイアリーとメモ帳、鉛筆(?)のような筆記具、クラッシックな部分を踏襲しながらイタリアンモダンが息づいている品々。
この分野は全くかなわないな~と実感。どこか余裕があるんですよね♪

世界文化遺産になった和紙の国もがんばらねば。

 

また、今回はもうひとつミッションがありました。イタリアからインポートする革の今後の動向を聞き出すこと。

そこで、18:00から始まったカクテルパーティーで、アルコールは入ってより陽気になった協会理事パオロ・テスタさんに
質問してみました。(もちろん通訳さんを通してですが)すると、
『今後6ヶ月は革の値上げはないだろうが、その先は全く読めない。』とのこと
やっぱり。。。
来春には国内の革も再再度値上がりするといわれていますが、これは円安に加え、原皮の値段が高止まりするどころかまだ、微妙に値上がりし続けている状況があるためで、イタリアとて原皮が高いのは同じことですから。
(イタリアの場合はウクライナ問題で関係が悪化しているロシアからの原皮の輸入が滞っているためとの情報も、、、)

 

ボルサイメージボルサシリーズのイタリアンオイルレザーは、現在円安のため前回入荷時より10円/1dsほど単価が上がっています。
その上、TEMPESTI社からは発注ごとに単価を見直す可能性があると通達されているのであります。トホホ。
(10cm×10cm=1ds)
このところの円安が続けばインポート革は厳しいーーー

円安の影響で儲かっているのは大企業ばかりかと(;一_一)
今後も皮革産業界及び中小製造業は厳しい日々が続きそうです。

 

トスカーナ産植物タンニンなめし革協会イベントの内容はBagYardブログにも掲載されています。

http://www.bagyard.jp/wp/%E3%83%88%E3%82%B9%E3%82%AB%E3%83%BC%E3%83%8A%E7%94%A3%E6%A4%8D%E7%89%A9%E3%82%BF%E3%83%B3%E3%83%8B%E3%83%B3%E3%81%AA%E3%82%81%E3%81%97%E9%9D%A9%E5%8D%94%E4%BC%9A%E3%82%A4%E3%83%99%E3%83%B3%E3%83%88/

楽天ショッピングサイト【ボルサシリーズ】
http://item.rakuten.co.jp/rustica/c/0000000307/

 

デザイナーFoo!

Bagの色メンテナンス

11月25日(火)~29日(土)の期間、

祝!INDEEDブランド27周年記念イベントとして、代々木公園そばの直営店『rustica』にてINDEED製品に限り、簡単な色メンテナンスをその場でさせていただきます.

簡単なものなら無料!です♪

時間がかかってもいいからしっかり色を入れて欲しい、または修理したいという方は、有料となりますが、お預かりしてお直しをさせていただきます。

メンテナンス週間その上、29日(土)11:00~19:00 1日限定

レザーのクリーニング&リペア専門であるレザードクター:ユニタスファーイースト社のスタッフが直接お客様のご要望をお聞きし、お直しを承ります。

こちらはINDEED製品に限らずバッグはもちろん、愛着があって手放せない靴、レザージャケットなども承ります。色メンテナンスだけでなく補修、修理なども同時に受け付けていただけますので、お近くの方是非!この機会をご利用ください。

rusticaラスティカ
〒151-0063 東京都渋谷区富ヶ谷1-9-15
phone&fax: 03-3467-4005
営業時間 11:00~19:00定休日:日祭日
 http://rusticahome.web.fc2.com/

 

 INDEEDブランドは皆様のおかげをもちまして今年で27周年を迎えることが出来ました。27年間ずっとバッグを作り販売しているということは、それを購入してお使いいただいているお客様も同じ数だけいらっしゃるという訳ですね~。ほんとうにありがたい!いつもご愛用ありがとうございますm(__)m

時々、そんなご愛用いただいているお客様から変わった相談が持ち込まれます。

写真のジャスティシリーズのブリーフケースですが、見事な液だれ。。。初めて拝見した時には絶句でした(-“-) 背側はなぜか下方のみ色が黒ずんでいます。型崩れしていないので、大切にご使用いただいていたとは察しがつきますが、どうしてこうなってしまったのか、それもハンドルの経年変化からしてかなりお使いのご様子なのに、本体は汚れ部分以外はまるで新品同様の質感???

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残念ながらこれは手におえないと判断。レザードクター:ユニタスファーイースト社に早速依頼し、数週間後出来上がりを見てみると、

あらら、びっくり\(◎o◎)/!新品のようです。

 

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しかし、革好きのスタッフが揃っているINDEED。

皆、仕上がった商品を見て「わーキレイ♪すごいですね~、、、、、」その、、、、、にはいる声にならない想いは、そうです!イメージが変わってしまったなぁ~という言葉です。

どうしてもあれだけ濃いシミをこれだけ明るい色にお色直しするには、女性のファンデーションと一緒でカバーリング力が高い顔料を使用しなければなりません。そして顔料を使えば必ず革らしさを失います。それでもレザードクター:ユニタスファーイースト社の技術力、丁寧さは脱帽ものです。

INDEED製品は経年変化を楽しめる革が多いため、ほとんどが染料仕上げです。その為、色メンテナンスをお受けする場合には革の質感があまり変わらない染料によるお直しをお勧めし、ほとんどのものを社内でメンテナンスしています。写真のようなカバーリング力が必要な顔料を使用する場合はそれなりの設備が必要ですので、レザードクター:ユニタスファーイースト社に依頼することになりますが、こちらはお直しのプロフェショナルですので、染料、顔料染め、しみ抜きや、修理まで受け付けています。

レザードクター:ユニタスファーイースト社には東京と姫路に直営店があります。詳しくは下記のwebsiteをご覧ください。

http://www.the-leatherdoctors.com/mente/

 

INDEED製品の色メンテナンス・修理をお考えの方は、お買い求めいただいた店舗や、INDEED直営店にてご相談ください。また、メール・お電話でのお問い合わせも承っています。

 E-mail:inf@yes-indeed.com / tel:03-5465-6538

 

また、染料と顔料仕上げの違いは下記のようになっています。

 ≪ 染料仕上げ ≫

革本来の風合いを生かす為の染色方法です。自然な透明感があり、色の奥行きが出やすいという特徴がありますが、日差しなどにより退色しやすく、革が持つ傷などもカバーすることも出来ません。その代わり、通気性がよく、経年変化を楽しめる革が多いという特徴があります。(市販の染料で補修することも可能です。詳しくはNo.6ブログをご覧ください)

≪ 顔料仕上げ ≫

発色性がよく、塗膜を作るので水ジミなども出来にくく、傷も付きにくい仕上げです。カバー力にも優れています。ただし、深く傷がついてしまうと下地が出てきますので補修が必要となります。

私がこの違いを説明するときよく使う話として、

「顔料はペンキのようなもの。はがれたら下地が出てきてしまうのでまた塗り直すしかない。それに対して染料はジーンズの藍染めのようなもので、洗濯することで色が変化していくがそれが味となる。そして再染色も可能である。」というものです。少しはご理解いただけるでしょうか?

 

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使い込むことで独特の色合いや風合いに育つ革を多く用いているINDEED製品。

より愛着を感じる素晴らしい革にしていくためにも、使い手が革の状態を見ながら手をかけていただくことが大切です。

今後も、メンテナンス方法や取り扱い方など掲載してまいりますので、どうぞ末永くご愛用いただけますようお願い申し上げます。

 

INDEEDwebsite『メンテナンス』

http://yes-indeed.com/maintenance.html

デザイナーFoo

訳ありサドルレザー

革は染色してはじめてキズやスレなどが見えてくるといったことが頻繁に起こります。これから紹介する革も10枚オーダーして8枚がキズやオイルジミにより鞄には使用できないと判明した革です。

革はINDEEDグラントシリーズのサドルレザーです。この革はピット槽でフルベジタブルタンニンで鞣し、染革加工所でセッター加工、加脂、染色、ワックス手塗りと手間のかかる作業を経て完成しますが、この一連をコントロールしていただいているのが(有)ケイトラストの菊池社長です。BagYardの勉強会でも講師を務めていただいたことのある、この道60年近い重鎮です。

INDEEDとしても鞄に使用できないものを引き取るわけにもいかず、宙に浮いてしまって困っています。

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≪革の豆知識≫

サドルレザーとブライドルレザーの革の作り方はほぼ同じです。サドルレザーは馬の鞍(saddle)からとられた名称で、ブライドルレザーは馬を引っ張るリードを指すブライドルから、もしくは光り輝く(bright)からそう呼ばれるようになったという説があります。

どちらも馬具用として開発された革ですので、馬の汗や雨などの水分に強くするために、ワックスを塗り込んでいることが最大の特徴です。そのワックスが表面に浮き出て白い粉になる状態を「ブルーム」と呼んでいるようです。使い込むうちにワックスが革に浸透していき、こすられることで独特のツヤが出ます。また、引き裂き強度、摩耗性、耐久性にも優れている革です。

*英国産ブライドルレザーの制作過程や成分は日本製のものとは異なっています。

 


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キズやスレで鞄用としては厳しい革だとしても優れた革であることは間違いないので、小物やパーツ用としてどなたかに使っていただこうということになり、販売することになりました(^。^)/

カラー:キャメルのみ

厚み:約2.5mm

単価:@50~80円/1ds

大きさ:革の半分~(約110ds~)

配送も可能です。ただし送料1500円/1個です。

ネット販売されているサドルレザーやブライドルレザーの単価の半額ぐらいです♪また、訳ありの革ですので、是非ご自分の目で確認していただいたうえでのご購入をお勧めします。その他、サンプルなどの革も安価で販売していただけるようですので、是非!相談してみてください。

ちょうど10/24(金)~26日(日)の3日間、浅草で『A-ROUND 2014」が開催されます。(有)ケイトラストは残念ながら土、日はお休みですが、金曜日ならイベントも楽しめて一挙両得ですね~

A-ROUND   http://www.a-round.info/

詳しくは直接お問い合わせください。

東京都台東区浅草6-15-2

㈲ケイ・トラスト

tel:03-3875-1831

*お電話の際にブログを見たとお伝えください。   map  http://goo.gl/maps/VkX2U

 

上記のグラントシリーズのダレスバッグは現在制作中です。11月下旬にブラック、ダークブラウン各5本ずつ上がってまいります。その後の上がりは3~5ヶ月先になると思われますので、ご購入希望の方は早めにINDEED製品取扱店にご相談ください。

グラントシリーズ No.316112  460×330×170 \150,000(税抜)

【INDEED製品取扱店】http://yes-indeed.com/shoplist.html

 

Bagの色メンテナンスを自分でやってみよう!

INDEEED製品の革は、『素上げの革』と呼ばれる表面にあまりコーティングを施していない革、もしくは染料による染色のタンニン鞣し革を用いています。そういった革はご自分でも色メンテナンスすることが可能です。
それに対して『顔料仕上げ』の革は、表面に塗膜を作っているような状態ですので、専門業者にお任せしないと色の修正は厳しいのが現状です。

 

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INDEEDでは、そういった『素上げの革』の色直しを承った場合、だいたいが市販の染料もしくは、タンナーさんから分けていただいた染料で色を入れていきます。

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市販の染料は、Tハンズさんやネットでも簡単に購入できます。写真のローパスバチックは、水性ですので比較的簡単にお使いいただけます。同じようなボトルでアルコール染料も販売されていますが、あるタンナーさんの技術者はアルコール染料のほうが染まりは良いはずだと言いますが、弊社としては水性のものをお勧めします。

 

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染め方は簡単!
染料を容器に入れて、若干水を混ぜます。この時の量は革の種類、色、劣化具合で変わってきますので、まずはバッグの底などの目立たないところで試し、15分ほど乾かして様子を見ながら調整していってください。

◇染料は1色でイメージ通りに仕上がる場合もありますが、2、3色を混色してお使いになることを想定して販売店舗の方に相談しながらご購入することをお勧めします。
◇色入れは2、3回で終了するようにしてください。重ねれば重ねるほど色は濃くなることはありませんので、濃度や色調整で濃くするようにしてください。また、染料過多になるとインクジミのようになることがありますのでご注意ください。
◇茶系、カーキ、ネービーは特に、塗っている時とは違って赤味、グリーン味にぶれる場合があります。想定の上、試しながらご自分の好みに調整してください。
◇オイルレザーの場合は、仕上げにオイルを塗りこむと色が濃くなりますのでそれを想定の上、おこなってください。
◇日光などで色が飛んでしまったもの(特にブルー系など)は、染料で元の色に戻ることはありません。

最後に保革油を塗って終了です♪

色落ちしている部分はほとんどが表面が削れているためにおこりますので、繊維の状況が変化しており、色落ちしていない部分と全く同じ色になることは稀です。目立たなくなるという程度と考えてチャレンジしてみてください。

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そして最後の仕上げに防水スプレーのご使用をお勧めします。(防水スプレーはよく振ってから目立たないところで試した上でご使用ください。また、吸い込むと危険ですので必ず屋外でご使用ください)

INDEED製品は、使い込むことで独特の色合いや風合いに育つ革を多く用いています。お客様自身がより愛着を持って手をかけていただきたくことで、バッグも存在感を増しより長くご愛用いただけます。

≪今回メンテナンスしたバッグ情報≫

neoリヴァーレ P102112  41,040 円(税込)

http://item.rakuten.co.jp/rustica/001-46/

 

 

INDEEDお勧め保革クリームはネットでも販売しております。
http://www.rakuten.ne.jp/gold/rustica/n_mainte_goods.html

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『 コードバン 』 ビジネスバッグ完成!

『革の宝石』と呼ばれるコードバンは、馬一頭からほんのわずかしか取れない希少な革です。馬の臀部の繊維の細かい部分を丹念に磨き上げることで、ガラスのように滑らかな光沢と吸い付くような肌触りが生まれます。また、耐久性にも優れ、使い込むことで風合いが熟し独特の表情に変わっていくため、多くの革好きを魅了している素材です。

そんな素材ですが、ビジネスバッグを制作するのにはかなりハードルが高い革です。
その理由はコードバンの下記のような特質からです。

1、革が小さい
2、革が硬く、伸びにくい
3、革漉きがしにくい
4、高価である・取り都合が悪い

今回、あるバイヤーからのたっての希望により、名工Nさんに数量限定で制作していただくことになりました。

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そんな気難しい素材も、名工Nさんにかかれば写真のような見事な出来栄えの鞄に仕上がりました。

それはそれはうっとりするほどの光沢感と気品、高級感に溢れています♪

しかし、、、Nさんももう70代。夏の暑い時期から取り掛かっていただいていましたが、なかなか完成せず、製作期間は想定の2倍ほどかかっており、まだ予定の半分も納品できていません(-_-;)

得意先さんにもNさんにも申し訳ないことに、、、反省。

 

コードバンは一般的な革と製作工程が違います。

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[1]馬の臀部の一部の分厚い箇所を切り取り、ピット槽でフルタンニン鞣しを施します。
この時は『メガネ』とよばれ、左右のお尻部分がついたままですが、中央部分は繊維質がコードバン層ではないため、半分にトリミングされ『シェル』と呼ばれるタイプになるそうです。
(従って革が小さい!がんばっても長辺で38cmぐらいの製品しかつくれません)

[2]鞣しあがった革を繊維質の細かいコードバン層まで表と裏から丹念に削りだしていきます。
(その為、削り出す採取方法が宝石採掘のようであるとして、『革の宝石』と呼ばれています。また、硬質な素材感から高い硬度を持った希少価値の高い宝石である『ダイヤモンド』に比喩されているそうです。)

[3]トリミング後、加脂、染色を施します。

[4]グレージング加工により銀先を平滑にし光沢を出します。

[5]本染め後、ワックスコーティング、ポリッシング加工によりさらに磨き光沢を出して完成!

丹念に磨き上げていくことで、極上のキメの細かさと、すべるような滑らかな肌触りやガラスのような光沢が生まれ、最高級と呼ぶにふさわしい革となります。また、この磨きのおかげで傷が付きにくいという特徴を持ちます。

メンテナンス方法
*光沢を保持するために、コードバン専用のメンテナンス剤をご使用ください。
*水に濡れたまま放置しておきますと水ぶくれ状の跡が残りますので、濡れたら速やかに拭き取ってください。

 

折り曲げgreen

コードバンの難点としては、繊維が細かく硬質のため、革漉きが難しく、名工Nさんでさえ腕利きの革漉き専門の業者に依頼しているほどです。革が薄く漉けないということは革の重なりが多いデザインは不向きですし、写真の底マチ箇所のように鋭角に曲げることが安易にできない革です。

ですので、お財布などの平面的な商品には向いている革ですが、決して鞄向きの革とは言えません。

しかし、丈夫なうえ、長く使い込むほどに独特の風合いが増し、手入れの仕方や環境によって唯一無二の色合いに変化していきます。この長所は鞄向きですね(^_^)v

コードバンは、馬一頭からほんのわずかしか取れない革ということで希少性が高い革ですが、しかし、いくら希少だからといって、手間がかかるからといって、500円/1dsオーバーは高すぎると感じているのは私だけでしょうか、、、?

*1ds=10cm×10cm

 

[商品価格] フラップビジネスバッグ 360×270×90 ¥480,000(税抜)
ダレスバッグ      380×280×110 ¥480,000(税抜)

[販売店舗] 伊勢丹メンズ館B1
三越日本橋店1F(10月より)

*写真の一部はBigin別冊付録より掲載させていただいています。

 

 デザイナーFoo

価格改定のお知らせ

2014年10月1日よりINDEED製品の一部を値上げさせていただきます。
大変心苦しく感じておりますが、ご了承いただきたくお願いいたします。

昨年の10月にも価格改定をさせていただきましたが、今年に入っても原皮価格の上昇が止まらず、、タンナーさんより写真のような値上げ要請が相次ぎました。
あるタンナーさんは、「値上げをしていただけなければ弊社が潰れます」とまで言われ、ほんとうに厳しい状況であることを痛感させられました。

値上げ要請

革の単位は10cm×10cm=1dsですが、昨年の値上げ分と併せると、5円~12円/1dsほどの値上がりとなります。

弊社で使用している革の平均単価は50円の前半でしたので、約10~20%の上昇です。
また、ビジネスバッグは1本につき平均で約100ds使用しますので、革代だけで500円~1200円値上がりした計算になります。

それに加え、原油高による副資材の値上がり、電気代、燃料代の値上げ、デフレ脱却による物価・人件費の上昇と、すべてが値上がりしていると言っても過言ではない状況です。

 

ジェネラス解剖図

右の写真は2003年『Begin』別冊に掲載された以前のジェネラスの解剖イラストですが、パーツの数が半端ないのがお分かりでしょうか?革のパーツだけでも20数種類で30枚ほど、それにはすべて裁断賃がかかります。また、それを裁断するためには刃型が必要ですが、その刃型製作代もかなり上昇しています。
それは、電気代、燃料代の値上げが影響していますが、もう一つの要因として高齢化に伴う廃業による人手不足もあります。

日本国内での製造業は皆、似たような状況下にあるのかもしれませんが、皮革産業界はほんとうに溜息ばかりの現状です。

昭和の30年代ごろまでは、革製のビジネスバッグといえば高額品で、役職がついたら購入しようといったステータスシンボル的なものだったそうです。
いずれ、日本製のビジネスバッグは高額品となる時代が来るかもしれませんね。

ちなみに下の写真は、上のイラストのジェネラス改良型で、フラップを止めるベルトがバックルからヒネリと呼ばれる金具に変更になっています。時代に即して変化を続ける♪それがロングセラーの鉄則ですが、約20年前の販売価格は¥46,000。その当時からやや高額商品だったですよね(^_^;)

 

generous

こんな苦しい環境下でもINDEEDは前向きに良いものを作る続けていきますので、ご愛顧のほどよろしくお願いします。

価格改定商品の中の一部を掲載しています。下記をご覧ください。
http://www.yes-indeed.com/kaitei/index.html

 

 

 

 

デザイナーFoo

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