インディード メールマガジン

[2010年04月23日]<私的革の魅力 No2>
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私的革の魅力

写真の商品は、INDEEDの定番中の定番BORSAシリーズのイタリアンオイルレザーを使用したパスケースとキーケースです。写真では2色に見えますが、実はどちらも同じイエローなのです!

パスケースのほうは使用暦1年の私物です。『焼け』てまるで柿色ですが、これが出そうと思って出る色ではありません。私の手脂、日差し、摩擦、コスレによって至る色ツヤなのです。この状態をずいぶん古くなっちゃってと思うか、素敵!!!と思うかは個人の価値観でして、、、

もちろん私は後者。『黄身色の君も素敵だったけど、やっぱり私が手塩にかけて出したこの色ツヤの今が好き!そしてこれからはもっと色黒になって底光りしてくるのよね』などと話しかけるように時おり眺めています。


この『焼け』という作用は、以前にも書きましたが、熱や日差し、摩擦により生じますが、これはタンニンなめしという加工をされている革でないと起こりません。

使用頻度や状況によって違いますが、このイタリアンオイルレザーのイエローは、黄身色状態はほどなく姿を消し、徐々に山吹色、そして柿色、そして最後には、金茶色になります。金茶色の頃にはもう銀(表面)がボロボロになってしまったり角がすれて破れてしまうことでしょう。

革物の寿命とはどのような状態をさすかというのは難しい問題ですが、革は脂分が少なくなるとパサパサしてきます。そこで鞄などの場合は、2ヶ月に一度の目安で保革油を塗っていただくと革が長持ちします。それに比べて小物は、手脂が保革油の役目をはたし比較的良い革の状態を保ったまま使い込まれていきます。

アンティークショップなどで見かける革のトランク、あれがタンニンなめし革が古くなった姿です。角などはこすれてベージュの革の繊維部分が出てきていたりしますが、古くなっても威厳を感じる、郷愁を覚えるそんな革なのです。

ということで寿命というのは『もう十分働いたからお役目ごめんだね』と感じた時ということでしょうか?それでも捨てられない私。自宅クローゼットは鞄の山と化しています。。。


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